ハワイ島の火山とキラウエア火山

ハワイ島は5つの火山からなります.巨大なマウナロア火山の南西山腹に成長中のキラウエア火山は世界で最も活動的な火山です.最近数10年間のキラウエア火山の活動は山頂のハレマウマウ火口ではなく,東方に伸びたマグマの通り道「リフトゾーン」で起きています.1983年にプウオーオー火口で始まった活動は現在も進行中です.その前は1969年から1974年までマウナウルを中心とした活動がありました.1959年にはキラウエアカルデラの縁で噴火があった後,マグマがリフトゾーンを50km近くも移動して,ハワイ島南東端の海岸部で噴火がありました.それ以前には山頂のハレマウマウ火口を溶岩が満たしていた時期がたびたびありました.このように地球上で最もマグマの活動が盛んなホットスポットの火山では,ほとんど休みなく火山活動が続いているのです.

日本大学文理学部地球システム科学科
無断転載・転用を禁止します