有珠山2000年噴火

現地調査速報

2000/04/13作成・4/22更新
 有珠山では、2000年2月27日より群発地震が発生しました。気象庁から、近日中に火山噴火は必至という、火山噴火予知に踏み込んだ緊急火山情報が発表されました。近隣の1万人ちかい住民が、あらかじめ作成・配付されていたハザードマップに従い整然と避難しました。避難所で固唾を呑んでいた、3月31日午後1時07分、西山西方の国道の近くで、マグマ水蒸気爆発-水蒸気爆発が発生しました。その後、有珠山北麓の金比羅山にも新しい火口ができ、複数の火口で水蒸気爆発・泥流の発生と休止を繰り返すという、1910年の活動に類似した推移をとりはじめました。4月13日現在、短期的に見れば安定した状態となっています。

 日本大学文理学部地球システム科学科第四紀研究室では、噴火発生後ただちに、現地に調査チームを派遣しました。このページでは、いくつかの機関と合同で行った3月31日の降灰量調査結果を中心に紹介します。

Mailto: Kunihiko ENDO

 
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有珠山噴火による降下火山灰量調査(第2報)


有珠山2000年3月31日噴火による降下火山灰量の測定(第1報)


4月3日8時頃の、金比羅山火口水蒸気爆発(サイロ展望台より撮影)QTムービー(588k)


ビデオ映像の解析による4月3日12:33〜17:40の、金比羅山火口の噴火活動の変動


■3月31日の降下火山灰(細粒部)のSEM画像
写真-1(右上のすじは傷です)
写真-2 右下の粒子がやや発泡している
写真-3(豆石)
写真-4(豆石の部分拡大)
採取地点:壮瞥町久保内(洞爺湖畔から東に5km、昭和新山から9km) 採取日時:4月2日昼 採取方法:0331火山灰を覆う新雪をはいでその下の雪ごと採取 処理:雪のままビーカーに入れ蓋をし、乾燥機に入れて融解・蒸発させ、残渣を秤量、SEMで観察・撮影した。
▲地質調査所の3/31火山灰記載へ



 

■3月31日の降下軽石・降灰のSEM画像[NEW]
 
写真-5 洞爺湖岸に漂着した
3/31降下軽石(4/4撮影)
写真-6 写真-5の3/31浮遊軽石粒子の
のSEM画像
写真-7 3/31久保内降灰中の発泡した本質物質のSEM画像(1)
写真-8 3/31久保内降灰中の発泡した本質物質のSEM画像(2)


有珠火山噴火関連リンク集 (2000/04/21更新)