火山工学シンポジウム「首都圏と火山災害−富士山噴火で東京は・・・?」 |
土木学会地盤工学委員会火山工学研究小委員会(委員長:高橋和雄 長崎大 学工学部教授)では、第5期のテーマとして「都市域の火山噴火被害研 究」、とくに富士山噴火による首都圏への影響を扱っています。土木工 学的見地から交通・電力・上下水道・通信などの社会資本に対する影 響の定量化や、住民生活への影響回避策などのほか、社会工学として の立場から、情報のあり方や対策の方向性などを研究しています。2007年2月3日に、これらの成果をもとに火山工学シンポジウムを開催いたします。(2007.2.1)
おかげさまで、70名強の参加者があり、充実したシンポジウムを開催することができました。(2007.2.4)
当日の講演で使用したpptのpdfファイルにリンクしました。(2007.4.6更新)
● 主 催 地盤工学委員会 火山工学研究小委員会、日本災害情報学会 ● 日 時 2007年2月3日(土)13:30〜16:30 ● 場 所 東京大学 武田先端知ホール(地下鉄千代田線根津駅徒歩5分)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html
〒113-8654 文京区本郷7-3-1
●プログラム 13:30〜13:40 趣旨説明 火山噴火と都市について 火山噴火災害による被害の複合化とくに社会資本として事前に準備しておくことがあるのか。 基調講演 13:40〜14:20 富士火山の噴火特性と予想される災害 荒牧重雄(東大名誉教授) 富士山の火山特性とハザードマップで想定されている災害およびその対策について紹介する。 パネルディスカッション 事例研究 14:40〜14:50 1 雲仙普賢岳の例 高橋和雄(長崎大) 地方都市における噴火災害の例として雲仙普賢岳と島原市を紹介する。長期的災害の影響,復興に関する課題を示す。 14:50〜15:00 2 富士山の想定 熊谷良雄(筑波大) 宝永噴火を前提とした首都圏における降灰被害予測の概要と大都市圏におけるリスクマネージメントの考え方を紹介する。 15:00〜15:10 3 電力停止による被害想定とリスク管理 目黒公郎(東京大) 首都直下型地震におけるインフラの被害予測から,噴火時の影響を読みとるアイデアを披露する。 被害予測と方法論 15:10〜15:20 4 火山学の立場から 山里 平(気象研) 富士山噴火による降灰が起こる確率は?火山灰の成分などから予測される被害などを紹介する。 15:20〜15:30 5 災害情報の立場から 中村 功(東洋大) 近年の火山災害時の住民行動などの調査事例から,首都圏で想定される噴火の影響について,課題を挙げる。 15:30〜15:40 6 損害保険の立場から 吉村昌宏(損保機構) 損害保険による自然災害の補償について、火山噴火災害の視点を中心に紹介する。また、火山災害の研究事例について紹介する。 15:45〜16:00 7 社会資本は何をすればよいか? パネリストによる討論 社会資本として都市機能の維持における課題について討論する。 16:00〜16:30 8 火山工学の役割 会場からの質問等 会場からの意見も踏まえて、今後の火山工学を展望する。 参考資料 降灰対策マニュアル(pdf)